みなさんこんにちは。
在宅支援総合ケアーサービス広報のタマン サジナです。
今回は、弊社が展開している、保育事業の中でも医療的ケア児【医ケア】についてご紹介いたします。
千葉市内で数少ない医療的ケア児の預かりを実施
ナーサーホームは、千葉市を中心に7つの園があるのですが、ナーサーホーム小仲台では、「医療的ケア児」の預かりを行っています。
医療的ケア児いうのは、その名の通り、心身の機能に障害があり、呼吸や栄養摂取、排泄などの際に医療機器やケアを必要とする子どもたちのことを目指します。
当園では、現在4名の医療的ケア児を預かりしていて、医療的ケア児が、登園する際には、看護師が必ず1名常駐するようにしています。(2021年12月時点)
やはり医療的な処置が必要となった際に、看護師がいることで、すぐに対応できるので、保護者の方からも、
「安心して預けることができる」
というお声をいただいております。
つい最近も、医療的ケアがすぐに必要になったことがありました。
一般的な保育園であれば救急車を待つしかない場合でも、当園には看護師がおりますので適切な処置をすぐに受けることができました。
千葉市内でも医療的ケア児の預かり保育園を行って施設はかなり少ないとのことなので、もっと地域の皆さまに知っていただくための活動にも注力してまいります。
病気や障害を「個性」と捉え自分らしく過ごせる保育
なによりも「一人の園児をみんなで見る」ことを優先している保育園なので、子どもたちが捉えている病気や障害も「個性」として受け入れて、一人ひとりに合った保育園することを大切にしています。
医療的ケア児の子どもは病名もついていますし、その他にも、発達障害や自閉症の園児もいます。ですが、その子どもたちの特徴を
「病気」や「障害」
というように先入観を持って捉えるのではなく、
「個性」
として捉えることが大切です。
その子の気持ちを理解し、できることを増やしていくためには、接したらいいのかを考えて行動する。子供によって発達の度合いは異なってきます。
子どもたちが、病気や障害に縛られず、自分の個性を大切にしながら、安心して自由に過ごせるようにするためには、私たちにどういったケアができるのがを考え、子どもに寄り添った保育を行うことが、重要だと考えています。