産前産後に取り入れたい。プライマリーケアについて

投稿日: カテゴリー 地域連携

 

妊娠前や妊娠中は、自分自身の健康に興味をもちますが、出産後は子どもに手がかかって、自分の健康をないがしろにしていませんか?

ちょっと体調が悪くても「病院に行くほどではない」と思って、我慢してしまうことはありませんか?

そんな方にぜひ知っていただきたい、プライマリーケアについてお伝えいたします。

プライマリーケアは?

プライマリーケアは簡単に言うと「身近にあって、何でも相談にのってくれる総合的な医療」のことです。

20~40代の女性は妊娠・出産などを控えて、自分自身の健康問題に興味をもちますが、産前から産後には子どもに手がかかって、医療から遠ざかる傾向にあります。

また、この時期は女性の健康にとって重要ですが、健康診断などの予防医療も含めて、何が大切なのかが立証されにくいのが現実です。

それに対して、気軽に相談できるプライマリーケアが大切になります。

人生を総合的にケアする訪問医療は?

プライマリーケアは、女性を支えていくという視点からだけではなく、家族の方々につながる重要なことです。

妊娠女性の健康問題だけではなく、不妊、妊娠・出産に当たっての準備、事故予
防、性教育、セックスの問題、メンタルヘルス、育児サポートなど、多岐にわ
たる内容を盛り込むこともあります。

ですから、「ゆりかごから幕場まで」という表現がありますが、私が目指しているのは「妊娠の計画から死後のご家族のグリーフケアまで」を総合的に見据えたプライマリーケアを今後ますます展開していきたいと思っています。

医療法人社団響心稲毛駅前ホームクリニック院長 

岩允充宏 (いわした・みつひろ)

訪問診療は他の福祉サービスと密接に繋がっています。

在宅支援総合ケアーサビースグループのコンセプトは「ワンストップですべての医療・福祉サ―ビスを提供する」です。

患者様の受け入れを円滑に進めるために当法人は、訪問看護・訪問リハビリ・ケアマネージャーなどといったサービスを提供しています。

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